※今回は、全くタメにならない話ですので、読まない方がいいかもです。
私が社会人3年目の時に、仕事の転機が訪れました。
結構大きな仕事があり、私はその仕事の運用に関する部分を全て任されました。
その仕事は規模が大きかったので、自分の所属していた会社だけでなく、ベンチャー系のパートナー企業と共同で作業する事になりました。
私が会社を退職してからも、この仕事はしばらく生き続けていましたし、パートナー企業もそれなりに大きくなっていったようです。
ですが…
パートナー企業にその後何が起こった?
我々の扱っていた案件は、時代のニーズに答える形で成功しました。
当然ながら、パートナー企業も規模を拡大して色々と手広く事業展開していったようです。
私が会社を退職後、パートナー企業が上場したので、成功しているものと思っていたんです。
だけど、実際は違ったようです。
時代を見据えた業務を展開していってると思っていたのですが、時代の流れに乗りきれなかったようで、パートナー企業は債務超過に陥ったりしていました。
それから粉飾決算やら破産やらあって、パートナー企業の社長は金融商品取引法違反で逮捕されてます。
私が一緒に仕事をしていた頃と社名が違っていたので、逮捕のニュースが全国で流れていたらしいのですが、全く気付かなかったです。
同姓同名なんていっぱいいますからね。
パートナー企業の社長ってどんな人?
私が初めて会った頃は金髪でした。見た目は、ちょっとベテランのホストのような感じ。
当時はベンチャーでの起業がやたら流行っていたので、
「ベンチャー企業の社長ってこんな感じなのか…」
と、インパクト抜群だったのを覚えています。
口もうまかったので、かなりの世渡り上手というイメージでした。
ただ、その金髪に饒舌という部分が、私の中に【この人は胡散臭い】というイメージを植え付けてましたね。
何で逮捕を今更知ったの?
当時一緒に仕事をしていた方と、今日たまたまご飯を食べる機会があって、そこで当時の話をしていたらその流れでこの話が出て、初めて知ったという感じです。
聞かされた時は、ショックよりもやっぱりという気持ちの方が大きかったですね。
初めて見た時から普通じゃない感じでしたし。
都内のど真ん中のビジネス街を金髪スーツのホストっぽい人が白昼堂々と歩いてる違和感。この違和感は、私が当時所属していた会社を辞めるまで消えなかったです。
で、この話のオチは?
ないよ!
じゃあ書くなよ!って話なんですが、何となく書きたかったんです。
この話を知って、真面目に生きていこうという教訓を得ました。
当たり前の事なんですけど、その当たり前がなかなか難しいから、こういう間違った事をしてしまった話も出てきちゃうんでしょうね。
というわけで、この話はおしまい。